カヤックフィッシング危険認識

K

2010年06月05日 20:14

サウスウインドの「カヤックフィッシング」blogにて、カヤックの海難事故について、内容を広く知ってもらいたいとのことで記事の転載要請がありました。

内容は、木更津のフィッシング&アウトドア FUNさんのblog「Have fun!」の「カヤックフィッシング危険認識」と言う記事の件。

読みました。
非常に緊迫した状況です!

そんな訳で、こちらも原文を転載させてもらいます。

↓↓以下原文ママです↓↓

カヤックフィッシングの危険認識。

最近カヤックの海難が増えていると小耳にはさんだので、海上保安署&漁協に出向いて現状を尋ねてきました。

結果は木更津海上保安署の管内だけでも、ちょっとビックリなぐらいカヤックの海難事故が起きていました。

さらに年々増加傾向で、今年に入ってからは、同じく木更津管内だけで月1件以上のペースでカヤックの海難が起きているそうです。

海難は全て漂流で、急な天候変化に対応できずに流されて救助を求めるというのがパターンらしいです。

ちなみに木更津海上保安署の管内で起きたカヤックの海難事故で救助された方は今のところ全員カヤックで釣りをされていた方だそうです。

恥ずかしながら私は今回初めて、こんなに沢山カヤックの海難事故が起きていることを知りました。

正直、私自身はわりと安全だという認識で楽しんできましたが、改めます。

皆さんも、くれぐれも無理はなさらずに楽しんでください。

最後に、保安署及び、漁協関係者の方からお願いされたことをお知らせしておきます。

先ず、夜間のカヤックは控えて欲しいと強く要望されました。
やはり夜間というのは不測の事態が起きやすく、ベテランの漁師さんでも基本的には控える行為だと助言をいただきました。ましてや、カヤックは日中でも非常に発見しづらく、夜間の発見となれば、かなり困難を極めると。この件を保安署、漁協の方々と話をした際の私の感想は、いずれも我々の身を案じての要望だと強く感じました。同じ理由で夕まずめも出来るだけ控えたほうが良いと思います。

漁協関係者の方は夜間出艇準備をしているカヤックを見掛けると、その夜は気が気でないと仰っていました。

保安署員の方が、「明るいうちなら何とか見つけられるかもしれないが、暗くなると本当に見つけるのが難しいんだ」と無念そうに語られるのを聞いて、ついつい釣果のことしか考えていない自分自身が恥ずかしくなりました。

あと、できるだけ多くの人にこの現状を伝えて欲しいと言われたので、皆さんも是非周りの知人・友人に伝えてください。

私も結局それが一番の抑止力になるのではないかと思います。

幸いにしてまだ死亡事故は起きていないようですが、海難救助のプロに、いつ死亡事故が起きてもおかしくない状況と言われました。

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以上。

救助されたのが全員釣りカヤック・・・
ちょっと釣りにムキになっているうちに潮目に入り・・・はたまた突風に吹かれ・・・
正に「釣り+カヤック」の恐ろしさがモロに出ている感じがしますね。

他の地域でも気をつけましょう!